オレがこの家に来てすぐに、
回し車を買ってもらった。
30センチのぐるぐる
はじめはケージの外にあって、部屋んぽ(ケージの外に出て遊ぶ時間)の時に遊んでいた。
そのうちケージの中につけてもらって、
好きな時に走れるようになった。
まあオレの場合、夜中に走るから、
となりの部屋のパパさんはうるさかったらしい。
ぐるぐるが小さくなった
というか、オレがデカくなって、窮屈になってきた。
使いはじめて2年くらいたったある日、
ケージに留めてあるプラッチックの部品が割れた。
それでも針金で固定して頑張ってたけど、
オレも家の人たちも限界を感じていた。

こいつとのお別れの時が、ちかづいていた。